入れ歯には
・部分入れ歯
・総入れ歯
の２種類があります。

部分入れ歯は、歯が残っている場合に製作する取り外し式のもので、バネの力で歯に固定しています。
バネが緩むと外れやすくなりますので、定期的な調整が必要です。

総入れ歯は、バネを掛ける歯が全くない場合に適用され、吸盤のように吸い付くことで固定されています。
歯茎の形が変わると吸着力が低下しますので、こちらも定期的な調整が必要です。

入れ歯には健康保険が適用されますが、見た目や使用感、適合性が良い
・ノンクラスプデンチャー（バネが目立たない部分入れ歯）
・マグネットデンチャー（バネの代わりに磁石を用いた部分入れ歯）
・金属床義歯（金属製で厚みの薄い総入れ歯）
・その他特殊な材料を使用した入れ歯
では保険適用外のため、自費診療となります。

入れ歯には
・失われた歯の機能（噛む機能、発音）
・顔の一部としての見た目（審美性、表情）
を回復することが求められます。

そのため、
・型取り
・噛み合わせの測定
・見た目の確認
・誤差の修正、調整
を正確に行う必要があります。
良い入れ歯を制作するためには、少なくとも1ヶ月程度は必要です。